万葉集 第10巻 2311番歌/作者・原文・時代・歌・訳

第10巻2311番歌はこちらにまとめました。

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第10巻 2311番歌

第10巻
歌番号2311番歌
作者作者不詳
題詞(旋頭歌)
原文皮為酢寸 穂庭開不出 戀乎吾為 玉蜻 直一目耳 視之人故尓
訓読はだすすき穂には咲き出ぬ恋をぞ我がする玉かぎるただ一目のみ見し人ゆゑに
かなはだすすき ほにはさきでぬ こひをぞあがする たまかぎる ただひとめのみ みしひとゆゑに
英語(ローマ字)HADASUSUKI HONIHASAKIDENU KOHIWOZOAGASURU TAMAKAGIRU TADAHITOMENOMI MISHIHITOYUゑNI
はだすすきのように、穂になって咲き出ない(尾花にならない)恋に陥っています。ただ一目おみかけしただけの陽炎のような人なのですもの。
左注
校異
用語秋相聞、植物、旋頭歌、恋情
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